大町市立大町南小学校
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2020/10/28

校長講話 誰もが気持ちよく生活するために

| by サイト管理者


大町南小学校は現在「なかよし月間」中です。
今朝は「校長講話」がありました。
「誰もが気持ちよく生活」できる大町南小学校を全校でつくっていこうと、以下のようなお話がありました。

少し前の、あるクラスのできごとです。
 Kさんという女の子がいました。いつもにこにこして、楽しく学校生活を送っていました。

 ところが、ある日のそうじで、一人の男の子がKさんの机を運んでいたときです。元気のいいA君が、机を運んでいる男の子に向かって「あっ、Kバイ菌触った」と笑いながらはやし立てたのです。机を運んでいた男の子は、とっさにKさんの机から手を離し、その手をA君の服になすりつけました。「やめろー」「近寄るなー」と大騒ぎとなりました。

 そんなことが2、3日続きました。女の子の中にもそれをおもしろがる子が出てきました。まもなくKさんが何か変だなと気づき、自分はいじめられているのではないかと、笑顔が少なくなりました。

 そんなある日、図工の授業がありました。授業前の休み時間に図工係のA君がみんなの絵を配っていました。Kさんの絵のときです。A君は、遠くからKさんの机に向かって投げるように絵を配り、その絵が床に落ちました。Kさんは、しばらく床に落ちた自分の絵を見つめ、黙って絵を拾いました。A君と周りの子たちは、きゃあきゃあ言っておもしろがっていました。

 その時です。Kさんの隣の席にいたしげる君がA君を見ました。しげる君はA君と仲良しです。でも最近のA君の行動はちょっと嫌だなと思っていました。Kさんの泣き出しそうな顔を見て、しげる君がA君に向かって言いました。
「やめない?」「何がおもしろいの?」
  A君は、はっとした表情になりました。周りにいた子たちも、おもしろがるのをやめました。ほんの一瞬のことでした。A君は、ちょっとはずかしそうな顔をして、残りの絵を配り続けました。

 その後、人に向かって「バイ菌」と言う人は誰もいなくなりました。 そして、注意をしたしげる君とA君は、今までと変わらずに仲良く遊んでいました。できごとはここまでです。
 ちょっとふざけただけと思ったことや、自分では正しいと思って言ったことが、相手を悲しませていることがあります。そんなとき、近くにいる人が一言声を上げたら、様子が変わるかもしれません。Kさんにとって、しげる君の一言はきっとうれしかったに違いありません。
 このお話で、A君は悪い人とか、Kさんはかわいそうとか、しげる君はえらいとか思うかもしれません。でも忘れてはいけないことがあります。私たちは、A君にも、Kさんにも、そしてしげる君にもなる可能性があるということです。
 誰もが気持ちよく生活するために、自分にはどんなことができるのか、考えてみてほしいと思います。もちろん、どうしたらいいか困ってしまったら、先生やお家の人に相談することも大切ですね。 

 最後に、今日のお話には、決して真似をしてほしくないことがいくつかありました。皆さんはわかってくれていると信じています。 

   終わります。

子どもたちの表情が変わりました。日頃から「人権教育」を大切にして、機を逸することなく取り組んでいこうと思います。


【今日の下駄箱】

今日は4年生の下駄箱です。朝、元気に松林をマラソンしていた4年生です。きちんとかかとがそろっています。切磋琢磨して体づくりに励む子どもたちに「ありがとう」


08:55

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